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株主の皆様へ

 株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り心より感謝申し上げます。

 当社グループを取り巻くエレクトロニクス業界におきましては、半導体関連の設備投資、ロボット等生産設備への投資が好調な拡大をみせ、電装化の進むカーエレクトロニクス市場は引き続き堅調に推移しました。一方、情報通信機器市場は弱含みで推移しました。

 このような事業環境の下、当社グループでは、第77期の年度方針として、『強みを伸ばそう。専門性を高めよう』を掲げ、各事業毎に設定した戦略・目標に向けて挑戦することで、強みを究め、売上、利益の拡大に努めてまいりました。

 以上の結果、当連結会計年度の業績につきましては、車載用ケーブル及び半導体製造装置用ケーブル等の売上が堅調に推移したことにより、売上高は259億93百万円(前連結会計年度比6.3%増)となりました。銅価格の上昇、成長分野への設備投資及び研究開発費の増加等により、営業利益は21億72百万円(同15.2%減)、経常利益は21億74百万円(同17.7%減)となりました。投資有価証券売却益等により、親会社株主に帰属する当期純利益は18億2百万円(同14.8%減)となりました。

 今後の見通しにつきましては、雇用・所得環境の改善が続くなか緩やかな回復基調継続が期待されるものの、不安定な構造要因による中国景気の下振れリスク、米国と欧州の政策に関する不確実性の影響を不安定要因として抱えながら推移するものと予想されます。

 このような事業環境の下、当社グループでは、第78期の年度方針として、引き続き『強みを伸ばそう。専門性を高めよう』を掲げました。IoTやAIといった新たな技術イノベーションが社会を大きく変えるのではないかと注目を集めている現在、これを支える伝送路のデータ量は益々増え、長年にわたり通信・映像の伝送路に携わってきた当社にとってその強みを活かせる環境が広がりつつあります。各事業の戦略を描き、専門性を高め、新たな分野への挑戦を行うことで、激変する市場環境に対処し、売上、利益の拡大に努めてまいります。

 役員・従業員一同、一層の努力をしてまいります。株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

平成30年6月


代表取締役 執行役員 社長 篠 祐一